2011年9月号
ムダな裁判に貴重な税金が!

記事を見る記事を見る

悪口の応酬で訴えられるか!?岡本市長!!
負けて慰謝料!?それは市民の貴重な税金だ!!

現在、柏原市では9件の民事訴訟が起こっている。今年は約1,000万円の予算(顧問料168万円を含む)だが、訴訟のいくつかは、岡本市長の独裁的な対応から起こっているかと考えられる。その一つが「看板事件」だ。こんなことで貴重な税金が裁判費用に消えていくのか!!

看板に「岡本市長独裁者」これに怒ってしかえしか!?

「看板事件」のいきさつはこうだ。柏原市が柏原水道指定工事店協同組合(以下組合)に使用を許可した土地の返還を求めたところ、組合がこれを拒否したことから始まった。
平成19年2月7日、玉手浄水場敷地内の土地の一部(以下敷地)に看板が建てられた。「立ち退き反対 岡本市長独裁者 柏原水道指定工事店協同組合(以下組合)組合員一同」という内容のものだ。
この看板4枚のうち3枚を2月中旬に柏原市の職員が撤去した。その上、柏原市は、「敷地内を不法占拠した組合こそ、ごね得している」という看板を、組合員の実名を列記して、掲げたのである。
この「不法占拠」に関しては、「ごね得」の看板が立てられた時点では、事実ではない。明け渡しは2月末であったので、2週間ほどの期間が残っていたのである。

一市民を「悪徳業者」にでっち上げ!裁判に負けて払う慰謝料は税金なのだ

さらに「広報かしわら平成19年8月号」では、原告組合員らが「玉手浄水場施設整備事業に反対する悪徳業者」であるように書き立てた。続いて9月号にも組合が、市の玉手山浄水場の施設整備事業を阻止しようと、官庁に直接働きかけたという記事を掲載した。これも全くそのような事実はない。
広報は市民7万3,000人届けられる、柏原市最大のマスコミといっても過言ではない。根も葉もない事実を広報紙に載せられ、組合員の子どもが、学校でいじめにあった。これはまさに言葉の暴力である。
そして、この7月にこの争いに決着がついた。柏原市は、原告組合員の一人に20万円の慰謝料を払えという判決であった。
この20万円は市が払う。それはまさに市民の税金なのである。財政難といいながら、市長のケンカに消えてしまうのだ。

イノシシには一切触れない「広報かしわら」他人の中傷誹謗はたっぷり!?

市長は自分の意に反する意見、批判する者には広報誌を使い、市長という絶大なる権力を使って徹底的に攻撃し、相手を潰している。水道業者、ゴミ清掃業などを。市の職員ではない、指示は市長であるという噂を聞いている。しかし、自分の不利なことは一切触れない。あの市民が大反対したイノシシ食肉加工場がそれだ。あんなに大事なことなのに、広報はいったいどうなったのだろうか。また、市役所駐車場の「地域交流拠点」の建設もナゾのままで、市民には何も知らされない。
広報は、市民のためのもの。事実をしっかり掲載してほしい。

記事を見る記事を見る

2回も議会で否決された候補をまた副市長に! 
不在というこの機会に副市長を廃止にしよう!!

3回目の三浦副市長人事案件は本当だった!9月の本会議で岡本市長は過去2回、柏原市議会で否決された三浦氏をまたもや副市長にと担ぎだしたのだ。これには「議会軽視!」と議会も猛反発、最後には、市長が取り下げたが、なぜ、三浦氏にこだわる?

柏原市の副市長が不在になって1ヶ月半になる。今年に入ってわずか3ヶ月間で副市長が二人も辞職したのだ。そして岡本市長がまたもや候補に挙げたのは、毎度おなじみの三浦氏である。
2回も議会から「NO!」と閉め出しをくらった人を、懲りずに3回も担ぎだすとはあきれてものがいえない。

何もいわずに去った中川前副市長、そもそも副市長はいるのか!?

8月に市役所を辞職した中川氏は、議員にあいさつもせず、立ち去っている。職員の間からは「なかなかの人だった」という評判も聞いているが、岡本市長とのなんらかの軋轢があり、一刻も早くやめたかったのではないだろうか。
9月1日付の柏原新聞の報道は、「二人制の副市長は異例の空席状態となっている」と市民をあおるように書いているが、この異例の元凶をつくったのは岡本市長という噂も出ている。だいたい、人口7万3,000人の小さな市に副市長が二人も制定されているのがおかしいのである。
そもそも人件費のかかる副市長が必要であるのか?近隣でも、財政難という問題を多く抱える中で、副市長の代わりの職務を職員がこなしている市もあるのだ。
天下りの退職者を副市長にすると、特別職として年収が上がっていき、なおかつ退職金を出すことになる。こんな不要な人件費は即刻カットすべきである。

《福島原発事故》その2
「柏原市学校給食の食材」と「代替エネルギー」について

■柏原の学校給食は汚染地域のもの!?

前回の「かしわら見張り番」で、福島原発の事故に触れた。それを読んでくださった柏原市の一人のお母さんが、メールをくださった。
「柏原市の学校給食で使われている食材は、福島、茨城など安全性が確立されていないものばかり。
今、多くのメディアで注目を浴びている京大助教授の小出裕章さんも、『大人の責任として、子供たちに何ベクレルとも採らせてはいけない。放射能にはここまでは安全という値がないからです。0.1ベクレルでも体の中に入れば、細胞は被爆し続けます』と言っています。
愛媛県などの自治体では、地産地消で地元の野菜しか使わないと決めたそうです。私はあちらこちらに訴えましたが、教育委員会は自分たちの仕事ではないといいます。先生たちにはモンスターペアレント扱いされているかもしれません。でも、そんなこと気にしてられないほど、事態は差し迫っています。毎月配られる献立表には何も書いてありません。柏原の大人は子どもの未来がどうでもいいみたいです」

元気の出るコラム - 柏原ぶどうをブランドに

食欲の秋ですね、何を食べてもおいしい季節です。そして「柏原のぶどう」、これは絶品ですわ。国民新党代表亀井先生に「柏原のぶどう」を食べていただいたら、「本当に、甘くておいしい」と言って喜んでくださいました。
こんなにおいしいのに、残念ながらあまり国内では知られていないのですよ。岡山のマスカットや山梨県甲府のぶどうも知られているのに、大阪の柏原のぶどうは、イマイチ…。
今、柏原のぶどうは後継者不足だということなのです。せっかく「おいしいブドウ」をつくっているのに、これはもったいないです。
岡本市長は、「元気で活気のあふれるまちづくり」とおっしゃっていますけど、それなら、誰も行かない亀の瀬なんかにお金を出すよりは、産業に力を入れて、若い人たちが喜んで地元で働ける地盤づくりをしたほうが絶対に市は活性化します。
国内、いや世界に誇れる「柏原ぶどう」をぶどうのブランドとして売り出しましょうよ!ほんとにおいしいんだから、胸を張って!!

パトロール

ぶどうの若い木がやられている。犯人はイノシシである。今年、岡本市長は、住民から猛反対されたイノシシの食肉加工場を建設するため、毎年4月からの捕獲をしてくれている猟友会に、許可を出さなかった。許可が下りたのは8月、それもイノシシ食肉工場にかかわったとされる人物を含む「公募のボランティア」にのみだ。そして30数頭のイノシシが捕獲された。でも遅すぎる。
柏原ぶどうはおいしい、と大阪以外の人からも評判の果物だ。柏原の財産といってもいい。若木がやられたのは、将来を担う若者を奪われたようなものである。この6月に発行された市の建設産業委員会会議録では、市長が許可したいのに、猟友会の会長が連絡してこないと書かれている。これは真っ赤なウソである。