2010年11月号
岡本市長は即刻辞任せよ!

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中司氏二審も有罪 不正体質”似た者同士”

岡本泰明市長が、独断で柏原市要職に就任させた中司宏被告は、11月18日、二審でも有罪となった。「中司氏は無罪、えん罪だ」と言い張って刑事被告人を市の要職に採用した岡本市長もまた同様に”有罪”と言える。その責任は重い。
  昨年11月、「柏原市が刑事被告人を採用」と新聞各紙が報道した。いずれも自治体が刑事被告人を採用するのは前代未聞という厳しい論調だった。よりによって「市長でありながら談合の端緒をつくった」として有罪判決を受けた人物を、「戦略会議」というポストを新設してまで迎え入れるというのだから、マスコミの批判もしかたない。
市民には一切知らされることなく、刑事被告人・中司宏氏を独断で市の要職に据えたのは、他ならぬ岡本泰明市長だった。当然議会はこのことを問題視、藤森洋一議員が「どうして刑事被告人を採用したのか」と質問したのに対し、岡本市長は「中司氏は無罪だ。採用の執行権は市長にある」とつっぱねた。

異常に中司氏をかばう岡本市長

9月の議会では、はまうら佳子議員が、もし二審も有罪なら中司氏が辞めるのは当然だが、責任をとって岡本市長もお辞めになるべきと述べた。それに対して岡本市長は感情的になり「あんたより、どれほど役に立っているか」などと、中司氏を必死にかばった。岡本市長は、いつも中司氏のことになると、とたんに感情的になる。
その異常ぶりに、ふたりの関係には公にできない何かがあるのではないか、と周辺に疑問を抱かせている。

「言われんかて、今日辞める」岡本市長、「辞める」と明言

9月22日の本会議で、はまうら佳子議員が「中司氏が二審でも有罪になった場合、市長自ら責任を取る覚悟はあるか」と質した時、岡本市長は、感情的になって、おおよそ次のように答弁した。
「有罪やったら責任とれと? そんなん言われんかて、今、今日辞めます。だからどうぞ不信任案出してください。(辞めたら)うちの家内が赤飯炊いてお祝いしてくれますわ。もう、ばかばかしい話をするのんは辟易してるんです」
市民が関心を持っている中司被告の問題を「ばかばかしい」としたのは市民を愚弄した発言だ。 市議会本会議という最も公的な場で「辞める」と明言した言葉の責任は重い。

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岡本市政末期症状!!キレて委員会をすっぽかし
市民から憤りの声 「無責任にもほどがある」

11月4日に開かれた柏原市の決算特別委員会で、議員の発言に腹を立てた岡本市長が委員会室を出て行き、そのまま無断で一日中戻ってこなかった。市民から付託された重要な職務を私情で簡単に放棄してしまう岡本市長に市長の資質はない。
10時から始まった1日目の委員会が1時間ほど経った頃、乾一議員が市長に要望事項を述べた。その内容は、広報の記事はより公平なものにしてほしいというものだった。

その要望に関連し、はまうら佳子議員が、「広報かしわら」1ページ目も「市長の挨拶や宣伝に終わ
らないようお願いします」と発言したところ、岡本市長は「どこが宣伝じゃ、市長に対する侮辱だ!」と猛烈にわめき散らし出した。
  それに対して、はまうら議員が「7万5千柏原市民の長なら、品位と品格を保ちなさい」とたしなめ、橋本 満夫議員ら他の議員も同調したため、岡本市長は真っ赤になって部屋を出て行き、広報を数十冊持って戻って来て机に置き「これを見たらわかるやろ!」と捨てぜりふを残して再び退出。この日、岡本市長は5時に委員会が閉会となってもついに戻って来なかった。
市民が傍聴することのできない委員会で、このような愚かしい実態が繰り広げられているのだ。
事実を知った一部市民からは「無責任にもほどがある」と憤りの声があがる。

パトロール

岡本市長の”暴言癖”の実態を知る議員や市の職員は、最近の市長の心身の健康状態を心配している。
岡本市長が公の場でおこなう演説や挨拶は、実に弁舌巧みで素晴らしい。
しかし、議会や委員会では、自分を批判する発言など気に入らないことがあると感情的になって暴言を吐く。周りが心配しているのは、それが以前よりひどくなったように感じるからだ。
昨年末から今年にかけて公務を休まれることもしばしば。脳の病との噂も聞く。暴言を吐くだけでなく、委員会でたしなめられると怒って出ていってしまうというのは、まるで子供の行動だ。
もしかしたらストレスゆえの奇行かもしれない。課題が山積する柏原市。市長の激務が病にさわるとすれば、その職をお譲りになるのが一番だ。

元気が出るコラム

何年か前の話ですが、私の知人に一代で事業に成功しとても立派なお家を建てた方がおられました。外から見ると門構えも植え込みも、実に見事な日本家屋でした。
ある時、そこのお嫁さんがうちに来られ、うちの台所が立派で使いやすいと感心されるのです。話を聞くと、そこのお父さんは、なかなかのワンマン。ほとんど女性の意見も聞かずに家を建てたので、台所が使いづらく生活しにくいとのことでした。
確かに男性って、ええかっこしいで見栄っ張りなところがありますよね。だから、女性の細やかな生活感覚を軽んじると大きな失敗をすることがあるんです。
これは市政にも通じます。ちょうど門構えばかり立派でも生活しにくい家のように、聞こえの良い事業に何億もの税金を投入して失敗するようなことになっては大変です。
市政にも、女性らしい細やかな生活感覚を、ぜひ生かしてほしいと思います。