2010年9月号
市議会定例会速報 市民本位の論議せよ!

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岡本市長 暴言癖は相変わらず

9月22日、柏原市議会で市民の会・浜浦佳子議員が代表質問。談合事件で一審有罪の中司氏を採用した責任を論じたところ、岡本市長は感情的になり「あんたより、どれほど役に立っているか」と威圧。相変わらずの暴言が目立った。
柏原市議会を傍聴した市民が誰しも驚くのは、岡本市長の威圧的態度や暴言の多さ。本紙へも「岡本市長の品格のなさは、柏原市民として恥ずかしい」などの声が多く寄せられている。この議会でも岡本市長の発言は、相変わらず。市民本位の建設的な議論のできる議会への改革が必要だ。

「柏原新聞」という新聞

8月初旬、市民が参加して市政を考える集まりが開かれた。静かに会が進行している途中、「そんなん、どうでもいいんや!」と叫ぶ声に参加者は驚いた。「大県の住民として発言する」と言う声の主は、「柏原新聞」オーナーのU氏だった。本紙「かしわら見張り番」および発行人の浜浦佳子への中傷など、議事とは関係ない話を一方的にまくしたてた。
彼がこんな発言をする理由は何か。第一に、岡本市長との関係だ。岡本市長自らもU氏のことを「数十年来の友人」と語っている通り、柏原新聞は一貫して岡本市政を擁護、その親密ぶりは紙面によく表れている。平成20年の談合事件で市役所にも捜査の手が入った。市長以下、監督不行き届きで道義的責任があると言われたが、柏原新聞は一行たりとも市長を批判しなかった。

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岡本市長に改革の覚悟無し。まずは市長・幹部職員の給与カットを

柏原市は、議員定数や報酬の削減を打ち出したが、市長や職員に対しては手つかずのまま。特に市長や幹部職員の高給が問題だ。そこにメスを入れないで財政改革が進むはずがない。

単純計算で、議員の報酬を10%削減しても年間約2千万円だが、職員の給与総額を10%削減すれば約7億円にもなる。まずは市長、幹部職員から範を示すべきだ。

市長退職金廃止 公約うやむやに

岡本市長は初当選のときはマニフェストに市長の退職金廃止を掲げていたが、再選にあたってはうやむやにしている。さらには、副市長一人、病院管理者、中司戦略室長という特別職を新たに増やした。

元気がでるコラム

ネコを飼っていて感心させられるのは、子育て上手であること。子育ての基本はいかにうまく子離れの時期を見つけるかなんですが、動物たちはみごとなまでにさっぱりしています。
ところが、人間の場合はどうでしょう。いい歳した息子の身の回りの世話までしたり、就職の面接にまでついていく母親がいると聞きます。これではいつまでたっても、子供は一人前の大人にはなれません。

パトロール

今年の夏の暑さは尋常ではなかった。特に心が痛んだのは暑さによる深刻な健康被害だった。お年寄りが熱中症のため室内で亡くなっていたという不幸な事故もあった。 健康が心配といえば、岡本泰明市長。昨年末から公務を休まれることが多い。病気は仕方ないが、問題は休みが一週間以上にわたる場合も権限移譲などに関する市民への説明がなかったこと。今も万全ではないご様子。