2013年08月号-号外
このままでは柏原市は破たんする!?
現市政にNOと言える議員を!

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前岡本市政の利権体質を継承する中野市政!
「思いやりのある市民サービス」「市民が主役の市政」を取り戻さなければ「市民の絆」が崩される!

緊急アンケート実施!!回答数約500、市民の関心事は?

「かしわら見張り番」が柏原市政を追求し続けて5年近くが経ちました。この7月に現市政に対する緊急アンケート調査を実施したところ、様々なご意見をいただきました。

「かしわら見張り番」に今後追求してほしい問題
(1) 中野隆司市長の不正とスキャンダル問題

中野市長は中学校教師時代に、「女子中学生が恐怖によって失禁するほど怒鳴り上げ、青タンが生じるほど男子生徒を殴った」など、体罰&セクハラの常習犯であったことを週刊文春に取り上げられました。これに怒りを感じた柏原市の一市民が弁護士を代理人として、中野市長に「これは事実なのか」という質問状を送りましたが、なんの返答もありませんでした。
さらに、全国紙にも掲載された「市民のみなさん、どんどん心筋梗塞(こうそく)になって」の発言。赤字の病院を救うためのジョークと弁明していますが、「こんなことをポロっと言っちゃうヤツがよく市長にまでなれたな」とまでネットやツィッターに書き込まれました。まさに、柏原市の恥を全国にさらす結果となったのです。

(2)柏原市の財政問題・市立柏原病院の赤字と不正問題

少子高齢化の影響で人口が少しずつ減少、それに伴い市民からの納税も微減しています。市内には目立った産業もありませんので、企業からの法人税も望めません。
そして市の赤字はどんどんふくらんでいます。たとえば市立柏原病院の経営は毎年5億円の赤字を出しています。さらに病院が負担する返済金(特別債3億2000万など)も赤字の病院には支払う能力がありません。そのため、市は約10億円以上の市民の税金を市立柏原病院につぎ込んでいるのです。

(3)議員定数および給与の削減

人口7万3000人という小さな市に、議員の定数が多すぎるのです。人口からいうと11人が適切であり、現在の18名は多すぎます。定数を減らすことで柏原市の歳出を減らせます。また、議員一人当たりの年間報酬約1000万円は高すぎます。

(4)市の幹部職員の給与およびボーナスの削減

市長はもちろん、市の幹部職員の給与をもっと下げるべきです。柏原市民の平均収入に比べ、高過ぎます。

※ そのほか、赤字の市が「2000万円」という予算で花火大会を開催したことにも疑問の声が上がっていました。

現市政にNOと言える議員を選出しよう!

前岡本市政から中野市政に継承された不正や利権体質の構図は何も変わっていません。市立柏原病院は膨大な赤字であり、このままでは、柏原市は破たんします。柏原市に「思いやりのある市民サービス」「市民主役の市政」を取り戻し、柏原市政を改革し根本から立て直すためには、現市政にNO!と言える議員が市議会にいなければ何も変わりません。今後も「かしわら見張り番」をよろしくお願いいたします。

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市政とは「市民サービス」である
一部の利権業者が潤ってどうする!真の弱者を救うのが市政のあり方だ

9月8日、柏原市議選が行われる。これからの4年間、市政を任せられる人をしっかり考えて選びたいものである。さて、市政とはなんだろうか。〈かしわら見張り番〉としての見解は「市民サービス」である。

建物の維持管理費が市政を圧迫

他の市町村と同様、今まで箱物(建物)ばかりつくってきたのが柏原市である。結果的に一部の業者だけが儲かり、残された施設は維持管理にお金がかかり、市の財政を圧迫している。
よせばいいのに、買い取りまでしたのが「サンヒル柏原」である。前市長の岡本氏が「黒字にする」と断言したものの、未だに赤字解消のメドが経っていない。そしてサンヒル柏原の一部幹部スタッフは、岡本氏の縁故と聞いている。
市立柏原病院の巨額赤字はもちろんのこと、誰も行かない「竜田古道の里山公園」をつくり、限りなくあやしいNPO法人に管理費を払う行政、そのお金の出どころは、われわれ市民の血税である。

高齢化社会に対応した福祉の充実を

柏原市にもすでに高齢化の波が押し寄せている。長らく人生を歩んでこられた高齢の方に、手厚い介護の手を差しのべるのが急務である。
介護は家族だけではできない。認知症がすすんだお年寄りに、夜中にたびたび起こされる家庭もある。老老介護という例もあり、疲れ切った介護者による悲惨な事件も起こっている。それは、けっして人ごとではない。
余裕のある人はそれなりの費用で民間の介護施設という手もあるだろうが、一般市民にはそんな力はない。やはり、ここは行政が力を入れるべき大きな問題である。
「真の弱者の生活を守る」、そのための福祉サービスを充実させるのが、これが行政のあり方ではないだろうか。行政とは、市民への生活サービスを行うのが使命であり、一部の業者や、一部の縁故者の便宜をはかるためにあるのではない。

税金の使い道に目を光らせる議員を

ムダな税金の使い道に、市民はもっと目を向けるべきである。そのためには、まずは行政をしっかりチェックする議員の選出である。市は公表していないが、柏原市は巨額の累積赤字を抱えていることは事実である。
施設もそうだが、先般破たんしたアメリカのデトロイト市では、人件費の増加もその一つの理由といわれる。公職にありながら選挙運動する区長、縁故で入った一部の市職員、市幹部の高給の見直し、多すぎる市議会議員など、問題は山積みである。
「どうせ、私が行かなくても」では、自分の首をしめることになる。与えられた権利を使って投票に出向き、市民サービスを考える「筋の通った議員」を選びたいものだ。

区長が選挙違反!?「区長です」と公職の位置で戸別訪問?

「とある区長が選挙運動にかかわっている」という市民からの通報があった。行政協力員として市から報酬を受け取っている区長という立場の人間がなぜ?公職選挙法に違反する区長がいることは言語同断である。

柏原市には114人の区長がいる。他市でいうところの町会長であり、行政協力員として、市から報酬を受け取る公の立場にいる。当然、選挙運動など特定の個人のために動くことができない。
ところが、市民の方から、「うちの区長は選挙運動で家にやってきたんです」と通報があった。
ある日、「区長です」と玄関のチャイムがなり、なんのことかとドアを開けたところ、区長と数人の見知らぬ人がズラリ。そして「次の選挙は○○さんをよろしくお願いします」と言ったそうだ。
そもそも、公職の位置にある者がその地位を利用して選挙運動をすることは公職選挙法で禁止されている。その公の立場にいる区長が選挙違反をしてどうするのか。
「区長」という言葉・立場を利用するのは、やり方がひどい。

中には、後援会の会長を務めている区長もいると聞くが、そういう人は区長からおりるべきである。一個人として活動をしたらいいではないか。
もちろん、頼まれても「私は区長としてできません」ときっぱり断る方もいる。
そもそも、114人という区長に、なぜ男性が多く選ばれるのか。町内のいろいろな情報、誰が困っているなどの詳細は、生活者である女性のほうがよく知っているはずである。市民の声を行政に届けるのに、女性区長の方が適任ではないだろうか。