2013年05月号
国分東条の森採石場買収をめぐり、税金が穴埋めに使われた!?

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岡本氏の後継者である中野市長よ!徹底的な調査をし、市民に報告せよ!

数年前、柏原市国分東条にある旧「森組採石場」跡地を、スポーツ公園としてサッカー場などを整備するという計画が持ち上がった。これに数億のお金が、不正に流れるといううわさが流れていたが、今年になって「かしわら見張り番」に、これを裏付ける内容の投書が届いた。

内部告発か?森組採石場を巡って反社会組織へ税金が流れた!

今年1月に届いた投書は、「後悔先に立たず」と前置きし、岡本前市長に清き一票を投じた一市民として残念至極の話として、岡本前市長の悪行を内部告発するような事実が書き連ねてあった。
(1)「市長職は2期8年の期限公約である」1月8日開催の新年ご例会での発言。「その場限りの虚言癖がでた」と腹立たしく思いました。
(2)N副市長の理由なき突然の解任。「職員から岡本の金魚の糞」と揶揄されるY副市長の抜擢。N氏は、市長の無秩序・無節操な命令に従わなかったからです。
(3)森組採石場跡地用地購入計画に絡む反社会的組織との密約説。
「当計画は、市議会の反対でご破算となってひと安心しましたが、〈反社会組織〉との密約を事後処理するために、相当の金銭処理が必要でした。また、その事実を知り得た職員を口封じするために、異例の抜擢人事をした。なお、選挙時に応援した返礼として、職員の資質に問題がある人物を1年ごとに昇進させたり、家族を職員として不正に採用しているとの事実を多くきいている」。

市議会にかける前に購入を約束!違約金に市民の血税が使われた?

スポーツ施設建設に関し、岡本前市長は市議会に無断で〈反社会組織〉との契約を先に交わしていた。後になって市議会から反対されて計画は白紙にもどったが、契約破棄に伴う〈反社会組織〉に違約金を払わざるを得ない状況となった。
それを知る市の職員の口封じ「昇進」や「家族を市職員に採用」となれば職権乱用である。

岡本前市長の後継者に市政を任せていいのか

告発はまだ続く。
(4)「ほかにも法律上、大阪府が維持管理すべき『亀の瀬地滑り地域』を独断偏見な施策により、市が負担せざるを得なくなったことなどを耳にします。…市長選挙において「今度こそ、自信を持って我が柏原市長は〇〇さんですと胸を張ることができる人を選びたいです」と記されていた。(投書は1月13日、選挙中であり考慮した。但し、匿名であった。)
しかしながらこの2月の選挙で市民が選んだのは、やり放題の岡本前市長が三顧の礼を持って迎えた「変態・セクハラ・暴力教師」と報道された中野氏である。
柏原市民に膨大な損失を与えた岡本前市長の後継者として当選した中野市長は、前任者の「不正・不透明」を解明し実状を市民に報告すべきである。

「変態・セクハラ・体罰」のまちとして全国に知られる柏原市!?

連日、新聞紙上において「体罰・いじめ」が問題視されている。子ども達の教育を考えるなら避けてはいけない問題である。橋下徹市長(大阪維新の会代表)は、スポーツ指導での暴力根絶。学校教育法(11条)は全ての体罰を禁じているのに「許される体罰」として、生活指導上の体罰は「分けて考えるべきだ」繰り返し発言している。スポーツ指導での暴力と生活指導上の体罰との違いがあるのだろうか?「生徒のためにという後付の理屈でしかなく、腹が立つから殴っているだけ」「時間がかかるが、体罰で子どもがよくなるという考えは甘い」「一切必要ない」と言っている教育関係者もいる。しかし、神戸の小学校のようにトイレに行かせず失禁させたり、前日の給食の残り一部を食べさせたりしたケースは体罰と認定されている。
中野市長が、中学教師の時「体罰」「女生徒を失禁させたり」、「やらせろ」との発言が「週刊文春」に変態教師と暴露されたことは、柏原市民にとって恥ずべきことである。なぜ、「週刊文春」告訴しないのか。一部ネットでは、柏原市は「変態・セクハラ・体罰の市長がいる町」として、その名が一部で知られているようになっている。パフォーマンスだけでは汚名は払拭できないと思う。

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「かしわら見張り番」へのご意見ありがとうございました!

前号で「かしわら見張り番」へのご意見を募りましたところ、お手紙やお電話など、多くの励ましのメッセージをちょうだいしました。ここに一部紹介させていただきます。

議員定数削減と議員報酬30%削減に大賛成

「かしわら見張り番4月号」を拝見しました。議員定数削減と議員報酬30%削減に大賛成です。議員定数は11人でいいのでは。羽曳野市議会と同数なら憲法違反です。念願は、自分が生きている間に憲法改『正』の道筋が確立されることです。

「かしわら見張り番」はまうら佳子より回答いたします

貴重なご意見をいただき、感謝いたします。
市議会は、年4回あります。1回の日程は、開会1日、本会議2日、閉会1日、そして委員会2日とあわせて6日です。一年で合計24日です。
その他、打ち合わせ等、出席しなければならない日を考えても、年間60日ほどで済むように思う。但し、議長・副議長等は他の議員よりは多忙である。(手当は、支給される)
但し、個人差があるので約60日間とは決めつけられないが、年間約880万円の手取り報酬がある。その中に非常勤であるが夏季、冬季(ボーナス)が含まれている。さらに組合議員には別手当があります。
私は、ヨーロッパのように費用弁償(出勤した分だけ報酬をもらう)にすべきであると思っております。

■まずは14人に、それから12人に減らす
羽曳野市の人口は約11万6000人で議員は18名で、約6400人に1名。柏原市は約7万3000人に17名で、約4300人に1人です。羽曳野市と同じにすれば、11名となりますが第1段階として14名にすべきであり、さらに、徐々に減らすべきです。柏原市の人口は年々減少し、高齢化が進むことは避けようのない事実です。

■ 議員を選ぶのは市民です
住民自治が本当の民主主義であると思いますが、実現することは大変難しいことです。ですから、市民の代表として議員を選出するわけですが、議員を選ぶのは市民のみなさんなのです。
議員報酬、定数は議員が決めるわけですから、きちんとした考えを持った人を議員に選ばなければなりません。

■真実を発言するために「かしわら見張り番」を発行
柏原市の市会議員の多くは、収入を得るためのサラリーマン議員です。サラリーマン議員が悪いとは思いませんが、生活のためとは言え、市長側に同意した議員が多かったと思います。
しかし、私は議員としてのプライド、自分自身の誇りを捨てることはできませんでした。岡本市政に「NO」と言ったがために半世紀続いた会社は壊滅状態となり、あらゆる面で誹謗中傷を受けました。
真実を発言しようと、5年前から「かしわら見張り番」を発行してまいりました。失礼ながら多くの市民は、市政に対してほとんど無関心です。そして、市政をご存じありません。
発行すると1号につき、約35万円近くかかります。市会議員を務めていたときは、市民からいただく議員報酬をその費用に充ててきました。今は、自腹を切って発行しています。
残り少ない人生ですが、最後まで輝いて生きてゆくつもりので、是非、ご協力してくださることを心からお願い申し上げます。

市長報酬30%カット、退職金も50%カット

中野市長は、維新の会のバックアップで当選した。そして掲げた公約の一つが「市長報酬30%カット退職金も50%カット」である。
中野市長を応援した「維新の会」代表・橋下徹氏は、大阪市長に就任した一昨年に、自らの給与を3割削減し、退職金を半減する特例条例を議会に提出し、成立させた。橋下氏は市長選で自身の給与と退職金のカットを公約に掲げ当選し、市職員の総人件費を「最大2割削減」に向けて、自ら身を切り財政改革に取り組む姿勢を示した。

財政難の柏原市で、報酬カットを掲げて当選した中野氏も、当然その公約を果たさなければならない。まずは6月に議会に議題として提出するであろうと思うが、市長の報酬カットは、議会で否決される可能性がある。なぜならば、可決すると、「市会議員報酬も30%は削減」という火の粉が自分たちに降りかかるからである。
すでに、2月に柏原市区長会の役員4人が、市長と市議会議長あてに「市会議員の定数と報酬の削減を要求」する要望書を提出した。「適正な人数は12名、現18名は多い」「30%の報酬削減」とする内容である。
この要望に対して、柏原市議会は、定数1名削減して17名、報酬は現状(3月31日まで)の52万円から2万円削減して、50万円にするという回答があったようだ。
定数は削減するが、報酬をもっと上げるべきであると言っている議員もいるらしいが、税金を払っている柏原市民の年収と比較しても非常勤である議員報酬は高すぎる。
議会は、「市長報酬30%カット 退職金も50%カット」を可決し、自らの報酬もカットすべきだ。

ご意見・ご希望は

電話 072-977-5502
FAX 072-977-8782

info@kashiwara-mihariban.com