2016年07月号
柏原市役所庁舎は地震でつぶれる!?

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庁舎建て替えの積立金を赤字の市立病院へつぎ込む

日本列島の各地で自然災害が起きている。柏原市をも巻き込む可能性が高い「南海トラフ地震」がいつ来てもおかしくない状況でありながら、古い柏原市役所の立て替え工事がいっこうに進まない。そのための資金が、赤字の市立柏原病院へ投入されることになったからだ。

中野市長が議会で回答「これが最後。次の補填はない」

昨年12月の柏原市議会において、市庁舎建て替えの積立金「庁舎建設基金」が廃止となり、約16億4千万円のうち、約6億7千万円が市立柏原病院の赤字補填に使われることになった。残額の約9億7千万円は「財政調整基金」という名目で残ったが、3分の1以上が市庁舎建替え積立金から使われていた。

濱浦佳子議員の「28年度に病院に赤字が出たら、どうするのか」という質問に対し、市担当者は「庁舎建設基金廃止が最後の方法であり、これ以上の赤字補填は一般会計からは難しい。議会でご承認いただけなければ繰出しはできないものと考えている」と回答した。
中野市長も「病院は2億数千万の経常収支を上げている。物品も1億円から1億5千万円の削減をしているので、この状況の下で次の補填はない。病院の頑張りのもとで最後のチャンスを与えた」と答えた。
しかし、どう考えても、28年度も赤字になることは目に見えている。一般企業であればとっくに倒産している状況である。

岡本前市長、中野市長によって17億円近くの庁舎建設基金が取崩された!

病院の赤字で建て替えができなくなった今、あの市庁舎が大災害に耐えうるのか不安である。災害が起こった時には、市庁舎が災害対策本部となるはずで、万が一使えなくなった場合にはどうするのか。市長いわく「リビエールホールに危機管理室を設ける」と言っているが、時間帯によっては、多大なる被害を受けるのである。危機管理室が残っても管理する人がおらなくなれば管理ができなくなると思うのだが?
とにかく、柏原市はムダが多すぎる。熊本大地震のために耐震工事が必要と拙速に押進めた小中一貫校は、白紙状態になっている。そのために小中一貫校調査費790万円は無駄になったのである。790万円あれば、教室に何台かのエアコンが設置されたはずである。
今や、市の議事録も製本せず、紐とじにして節約している有様である。このような困窮的な財源不足に陥るまで何もできなかった責任は誰にあるのかと思う。最後のつけは必ず市民に来るのではないだろうか!

18才以上の有権者の皆さん、投票に出向き、中味で選ぼう。

桝添前都知事の「せこさ」がニューヨーク・タイムズにも掲載された。厚顔無恥の行為は怒りを通り越し、笑ってしまうほどのできごとだった。

往生際の悪さでは、中野市長も同じである。東京都のような大都市の首長だったら連日テレビの面に消えることなく報道され続け、辞職に追い込まれていたに違いない。全国に知れ渡った女性問題は、柏原市が人口わずか7万ちょっとの地方都市ゆえに大きなうねりになっていないだけのことである。
選挙で選ばれた首長が、民意で選ばれたから何をしても差し支えないと考えるのは、権力者の傲慢な考えである。地方都市では、権力者の居座りで事が終わってしまう。
選ぶ有権者も、政党から担ぎ出された有名人の候補者を選ぶことが多い傾向にあるように思う。中味でなく、外見や知名度だけで選ばれるトップでは、今回の都知事のようになってしまう。今年から18才以上の若い人が投票権を持つことになったが、多くの有権者と共に、新しい正義の風を起こしてもらいたい。

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公共施設内で市幹部が喫煙?カルピス紙パックに吸殻!

「タバコは所定の場所」が守られないのか!!
禁煙になっているはずの公共施設で、幹部職員、管理者が指定場所以外でタバコを吸っているという事実が判明した。吸ってはいけない場所で、吸殻がカルピス紙パックの中に大量に捨てられており、その写真も入手した。

部屋でこっそり吸うとは!過去にボヤ騒ぎがあった!?

市民から、公共施設内の指定場所でないところで「喫煙している市の幹部がいる」という情報を入手した。吸っているのは、いわゆる○○室という、幹部の部屋である。本人はばれていないと思っているようだが、喫煙者でないものは煙のにおいに敏感なのですぐわかる。そして問題の部屋で、カルピス紙パックに捨てられた大量の吸い殻が見つかった。
特に、病院内などは指定以外で喫煙することは論外である。厚生労働省からも禁煙するように通達されているはずだ。誰がやったか不明だが、過去にもゴミ箱から煙があがるボヤ騒ぎがあったと聞いている。重病人がいる病院などで火事が起これば、どんな悲惨なことになるだろう!
喫煙を責めているのではない。「喫煙者は決められた場所でタバコを吸う」という、当たり前のことが守られていないのが問題なのだ。特に、市の管理者、幹部という、市をひっぱっていく立場の人間がやるべきことではない。

財政難なのに「広報かしわら特集号」発行

「広報かしわら特集号」に、疑問の声が上がっている。

「広報かしわら特集号」に掲載されたお店に偏りがあるのではないか?一部では不満の声が。

「広報かしわら特集号」は、カラー刷りで柏原市民の3万1000世帯へ全戸配布された。発行には結構な金額が費やされたと推察されるが、2回分は国からの交付金が出されたと聞いている。
28年度も、2回発行する予定と聞いている。経費は、本市が賄うと聞いているが、市の財政に余裕がない昨今、消耗品費はできるだけカットするのが鉄則ではないのか。必要以外の経費削減をはかり、もっと大事な「全市民の安全を守るための庁舎建て替え」などに予算をつぎ込むべきである。
そして、掲載されている業者や店の選定に、一部市民から「不公平で掲載の基準がない」と疑問視する声が相次いだ。何ら説明もなしに、一定の店舗が選ばれていることに対してである。市の回答は、大阪教育大学、福祉大学の学生さんが選んだとのことであったが疑問を感じる。昨今の学生さんは、アルバイトをしたりゆとりのない方が多い、それらの学生さんたちが掲載店を頻繁に利用する店には思えない。
行政がフォローするのは大切なことだが、商店の活性化はもっと根本的に考えるべきであり、本当の地方創生は、住民自らが立ち上がること。それに対して市はもっと適切に支援すること、それが大事なのではないか。

他市から、不要な技術アドバイザー?市長の知人関連か?

先日、市の封筒で内部告発のような書面が届きました!

何の参考にもならないアドバイスで、一回に5万円を支払っている?

現在、柏原市上下水道部では、一回5万円で月1回、技術アドバイザーを呼び、技術支援を受けているが、一部から、「何の役にも立たない」と噂されている。そして、その人物は、「市長の昔からの友人」という理由で選ばれているという内容であった。 
濱浦議員が、市に問いただすと市からの回答は、非常勤嘱託職員として技術アドバイザーを雇用している。しかし、嘱託料は、一回15000円であり、仕事内容は、素晴らしく役に立っていますとの回答があった。水は、市民にとって命である。外部から技術者を雇用するのでなく市側がもっと技術者採用・養成を図るべきとの問いに、市の答弁は、そのように努力しているがなかなか人が集まりません。今後も、努力しますと管理者の弁であった。但し、採用の経緯は、分らないようだ!

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市民の皆さまの忌憚のない声を!

今回かしわら見張り番は、市民の年輩の方、若い方の柏原市政、今後の柏原市に対する思いを聞かせていただきました。

年輩の方からの声-柏原市の行政の進め方はこれで良いのか?

まず、最も気になる部分は、市民にたいし、非常に不透明で、不公平な部分が多い。行政で最も大切なものは、透明性と公平性である。市議会は行政のチェック機構であること忘れているのではないか。
7月の広報に柏原病院の収支が、2億円以上改善したとあった。これを読んだほとんどの人が、病院が2億円の黒字をだした。と解釈したのではないか。黒字など出るわけがないと私は思う、改善はしたけれどまだこれだけの赤字ですとはっきり書くべきだ。市民に本当の事を知らせてくれる行政であり、議会であるべきだ。

昨日、6月議会を傍聴させてもらった。中村議員や山本議員から視察に行った報告で、色んな提案をされていました。おそらく視察報告として、柏原市のホームページにのっているものと思いさがしてみたが、見つからなかった。傍聴で聞いただけでは市民はわからない、行政と市会議員が解っていればよいという事か?市民は黙っとれということか?
このような視察報告の報告レポートや収支報告はどこでみられるのかな?

若い方からの声-私たちの柏原市の未来

なぜなんだろう。なぜ僕たちが政治に関心がないのだろう。この問題について考えることは今までなかったです。本来なら、僕たちがこれからの人生において一番深く考えなければいけないことなのに・・・僕たちは柏原市在住の18歳から25歳の若者たちです。今回、地元の先輩と話す機会があり政治という今までに考えても見なかったことに本気で考えてみようという意識が芽生えました。みんなで、話し合えば話し合うほど個々に色々な意見が次々と出ました。はっきり言って、今まで政治の事なんか何も興味がありませんでした。大人たちが選挙の日に何を一生懸命騒いでいるのだろう。自民だの公明だの維新だのと。そんなことが直接僕たちの生活に何か関係があるのかと柏原市の税金がどのように使われようと自分たちの知ったことではなかったのです。でも、先輩から現在の柏原市の市長の話や色々な話を聞かされ、「えー。マジですか。」と正直びっくりしました。でもそのとき先輩が言ったんです。「あのな。びっくりするのもええけど、その原因はお前たちにもあるんやぞ。もっと真剣にお前らが柏原市政に向き合っていたらこんなことになっていないんやで。」その後、各人から様々な批判の声や悪態、まるでけんか腰の意見が出ました。でもそのとき、またその先輩が言ったんです。「はぁー。お前ら大人か。そんなつまらん愚痴ばかりゆうて。そんなこという暇があったらもっと考えることあるやろ。この柏原の市政を自分たちの力で変えるくらいの意見を言い合ってみろよ。」まったくその通りだと思います。そこからの数時間今までバイクの話や車の話、彼女の話、そんなことにしか興味がなかった僕たちが、銘々に色々な夢の話をしだしたのです。
次回からは、私たちの夢「柏原市の未来」という題名にしたいと思っています。

かしわら見張り番の総括

見張り番を市民配布して、約9年たちます。(最初は、チェンジ)全て濱浦の自費で発行している情報紙です。(経費は、月約30〜40万円程)22年まで、毎月でしたが222年からは、年4〜6回発行しております。
最初は、市民方から悪口ばかり書いているとか、かなり厳しい批判を受けたり、いやがらせもありました。最近は、隠れたファンです、ほんまの事かいている、頑張ってくださいと励ましを頂いております。その見張り番もそろそろ幕引きをと考えております。日本人は、忠臣蔵が大好きな方が多いと思います。権力者によって、職を失ったひと、廃業近くまで陥れられた人間の怒りがペンを走らせましたが、結果は、なかなか理解していただけなかったとも感じております。
見張り番で前任者の悪政を批判し、中止させたことも多々ありましたが、結果はあまり評価されなかったと感じてもいます。

このまま、続けるかどうか迷っております。
皆様のご意見お聞かせください。

はまうら佳子の元気が出るコラム-おいしいフレンチが柏原にもあるんですよ!

どこかにごはんを食べに行こうと思ったら、みなさんはどうします?私は地元のお店を応援したいので、できるだけ柏原市内で探すようにしています。いろいろなお店に出かけていますが、おすすめの1つがフランス料理の「ピノ・ノアール」です。閑静な学生街にあり、パリ郊外にあるフレンチレストランをイメージした、ふと立ち止まりたくなるほどのかわいらしい外観なのです。四季それぞれの花が咲いていて、私たちを出迎えてくれます。
シェフがとにかく、いい人なんです。彼が慈しんで育てたハーブが香り立つ、すべてオリジナルのフランス料理で、シェフの人柄そのままにじみ出ているんですね。パンやケーキもすべて手作り。ケーキは頒布会まであるんですよ。
アットホームな雰囲気で、知る人ぞ知る名店ですから、ぜひ行ってみてくださいね。

柏原市旭ヶ丘3−15−41コーポ西村1F
フランス料理「ピノ・ノアール」
http://www.pinotnoir.jp
電話 072-976-3928
ランチタイム11時〜14時(L.O.)
ティータイム11時〜16時
ディナータイム17時〜20時(L.O.)
定休日 毎週水曜日

石破茂氏来る「地方創生と女性の社会進出を語る」

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